賀茂競馬の準備の取材に行ってきました!
賀茂競馬(かもくらべうま)とは、麻地球日開催地である賀茂別雷神社(上賀茂神社)の祭祀で、毎年5月5日に執り行われます。
競馬に使用される鞍には、精麻の縄や面懸、胸懸、尻懸や手綱にもきめ細やかでじょうぶな麻布が使用されます。
その麻の繊維をたくさん使った、鞍組の準備の様子を取材させていただきました。
この鞍は 元禄十年に徳川家光の側室だった桂昌院が ずっと上賀茂神社さんに男子を授かりたいと祈願していて、それが叶い、将軍になったお礼に鞍を寄贈したもの。すごいですね! 家光の時代から平成まで、美術館などに入らずずーっと今日まで使われ続けているなんて! 本当にすごいことだと思います。絵は菖蒲とヨモギで 勝負とかけたみたいで、ヨモギは薬草なので、魔除けのようでしょうか。
麻地球日では準備から当日まで、賀茂競馬の様子を追いかけます!
その様子は麻地球日当日7月2日、3日の伝統展示ブースで、鞍の実物や賀茂競馬というご神事の様子等の写真展示を行います。
ぜひ、みなさまに見ていただきたい日本の文化、肌に感じていただける展示となりますのでお楽しみに! 賀茂競馬当日もぜひぜひ、みなさま足をお運びになってはいかがでしょうか。