麻にまつわる動画上映 <7/3> 【ハルとのの Grandma Haru and Hemp Cloth】


麻にまつわる動画上映 <7/3>

【ハルとのの Grandma Haru and Hemp Cloth】 [朽木村針畑の生活記録4/針畑生活資料研究会制作]

麻の栽培から織にいたるまで村の女たちの仕事。 針畑で産まれ93歳で他界したハルさんは、天候のこと、畑のこと、家族のこと、村のことなど、一日一行の日記を残していた。 村のあたたかな人と動物と草木の交流を描く。

「べべ」以降の 針畑の村の変容を見つめながら10年が経過する。親しくしていたお年寄りたちが村を離れて行く。 過疎化が進むなかで、 観光事業や幹線道路の拡幅、また、村を 周回する山道には、別荘がたち、分譲地の幟が風にゆれる時代となった。 1991年から再びカメラは 動きだした。 かつて、トチの実を深山から運び出し、マチヘ 売り出す運搬用の麻製の袋を「八尺袋」という。 各家には、柿澁や藍で染められた袋が大切に残されている。 八尺の布を90度ねじり縫いつけていくところからネ ジリ袋とも呼ばれ、魅力的なデザインとなっている。 この構造は、精米時のガッタリ袋や時米袋にも共通している。 実を入れると円筒形になり、山道ではオイナ ワを使って縦に負い、マチヘの運搬にはひと袋を横に、ひと袋をさらに縦に重ねて運んだ。 木綿が普及するまで、麻が主な衣類として自家製で作られていた。 麻布のことを「のの」と呼ぶ。 雪が解け春になると、麻は1軒に4~5畝ほど栽培され、織りにいたるまで、村の女たちの仕事である。 針畑で生まれ、93才で他界し た1人の女性「ハル」さんの映像記録 から映画は始まった。 彼女は、亡くなる数カ月前まで、天候のこと、 畑のこと、家族のこと、村のことなど、家計簿に1日1 行の日記を残していた。 昭和61年から平成5年までの日記が見つかる。 その日記には、私たちがムラの暮らしの記録をすすめたちょうどその時期に、1 日1日の暮 らしぶりが、四季の移り変わりとともに記されていた。 映画は、麻製の衣類や八尺袋ができる1年の仕事の流れと、山村で 生涯を終えた女性の日記を織り込み、 針畑のあたたかな人と動物と草木の交流を描く。この記録が地域に根づいた生活文化財の再評価と現代の自然環境と遊離した都市環境のおかれている状況をみつ めなおす手がかりになることを願う。 1991年から1999年までの記録。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 滋賀県最西端に位置し、西は京都府、北は福井県に接する県境、 朽木村針畑の麻畑。 記録に残る中で、最も麻地球日開催地である上賀茂神社から近いのではないか。すこし昔にはこんなに近くに、生活の中にあった麻畑。 ハルとののを通して、自然と時間、わたしたち、多くのことを感じていただければと思い、上映させていただくことになりました。 上映会参加は、ドネーション制となっております。 みなさま、ぜひご覧下さいませ!

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