伊弉諾尊・伊邪那岐命に奉納させていただきました
麻地球日で、のぼりを制作いただいた「AWAJI藍LAND Project」の根岸夫妻が、本初年度に栽培、収穫された「おのころ藍」を使った染料で染色物を奉納されることとなり、
麻地球日では、webshopで取り扱うhemp fabricの麻布と精麻で制作した幕房を提供させていただき、合同で先の23日、新嘗祭の日に収穫の感謝と平和を祈願し、国産みの淡路島にて伊弉諾尊・伊邪那岐命を奉る、淡路國の一宮、伊弉諾神宮・沼島の自凝神社(おのころ神社)・自凝島神社(おのころじま神社)3社に奉納させていただきました!
沼島の自凝神社(おのころ神社)への奉納には、上立神岩を中心に太陽と月を配置し、自然への畏怖を込めたデザインの額装作品とさせていただきました。デザインは日の出PRODUCTSとして沖野(麻地球日主宰)が担当いたしました。
AWAJI藍LAND Projectの根岸夫妻と麻地球日の私共、 沼島の自凝神社(おのころ神社)の沼津宮司と。
作品に偶然映り込んだ円盤が、作品の宇宙観を引き立てる記念写真となりました!
管理は、沼津宮司が本務されている八幡神社にお願いすることになりました。
南淡路市に在ります自凝島神社(おのころじま神社)には、参拝者がまず、手を清めるための手水舎の幕を奉納させていただきました。おおあさの布は、藍ととても相性がよく、吸い込むように美しく染まり、まるで手水舎の水面を映すようなグラデーションの大作ができました!
幕の房は、栃木県豊穣庵の渡辺氏により丹誠込めて育てられ、本年収穫の精麻を使用させていただき、沖野が制作させていただきました。
奉納におきましては、宮司による祝詞とお神楽と共に神前にお供えし、その後私たちの手で手水舎設置させていただきました。
神戸新聞にも取材に来ていただき、明日25日の新聞にAWAJI藍LAND Projectの根岸夫妻の活動と共に掲載していただく予定となっております。
淡路國の一宮、伊弉諾神宮には、まずはおのころ藍で染色された大麻布を奉納させていただき、その後、神社内の夫婦の大楠の横の蛭子神社の神前幕として仕立て、設置させていただく予定となっております。
国産みの淡路島におきまして、また夫婦の神、伊弉諾尊・伊邪那岐命=愛(藍)の象徴である、神前におきまして豊穣と平和を感謝すると共に、麻にまつわるあらたな活動とさせていただいたことに大変感謝いたしております。
自然栽培で丹誠込めて育てられたおのころ藍は、まさに音のとおり「あい(愛)」のツールとして、この国産みの淡路島において益々の繁栄をされることと存じます。
自然布と自然の染料は、複雑な社会において、とてもシンプルで本質的なものであり、人にとって豊かな恵みであることを改めて感じ入る、すばらしい日となりました。
藍と麻のコラボレーション事業はこれからもまた挑戦させていただければと思っております。
麻地球日のさまざまな活動、また関わってくださるみなさまのおかげで、より多くの方々に、麻を含め自然の恵みの尊さを感じていただくことができればと考えております。
奉納を快く受け入れてくださった伊弉諾神宮・沼島の自凝神社(おのころ神社)・自凝島神社(おのころじま神社)各社、取材に来ていただいた神戸新聞、またこの奉納という機会を与えてくださった「AWAJI藍LAND Project」の根岸夫妻に大変感謝いたします。
ありがとうございました!
今後とも麻地球日をどうぞよろしくお願いいたします!